Claude Code コマンド一覧:すべてのスラッシュコマンドを解説

Claude Code でよく使うスラッシュコマンド 42 個をカテゴリ別にまとめ、それぞれに説明・使いどころ・例を付けています。公式ドキュメント Commands をもとに、Web 版(claude.ai/code)と Claude デスクトップアプリでの違いも記載しています。どちらもターミナルの対話式の選択画面を表示しないため、一部のコマンドは引数を直接指定する必要があります。実際に使えるかどうかはプラン、Claude Code のバージョン、組織のポリシーにもよります。セッションで /help を送ると、いま使えるコマンドを確認できます。

コンテキスト

/compact /context /btw /recap /autocompact /clear

/compact [残したい要点]

コンテキストを圧縮します。これまでの会話を要約してコンテキストを空け、セッションはそのまま続きます。

会話が長くなった、応答が遅くなった、コンテキストが満杯に近いと表示されたときに使います。後ろに要約で残したい要点を書けます。

/compact テスト出力と未解決の問題を残す

/context [all]

現在のコンテキスト使用状況をカラーグリッドで表示し、最適化の提案を示します。

コンテキストを何が占めているか(ツール出力、メモリファイル、MCP など)を知りたいときに使います。all を付けると項目ごとの内訳を展開します。

/context all

/btw [質問]

本筋から外れた質問をします。質問と回答は会話履歴に残りません。

ちょっと確認したいことがあるが、現在のタスクを中断したりコンテキストを汚したりしたくないときに使います。

/btw このリポジトリではどのテストフレームワークを使っていますか?

/recap

現在のセッションの一文要約をすぐに生成します。

しばらく離れて戻ってきたときにすばやく振り返りたい場合や、他の人に進捗を共有する場合に使います。

/recap

/autocompact [auto|<サイズ>]

自動圧縮ウィンドウを設定します。コンテキストがどれだけ使われたら自動圧縮するかを決めます。

500k のようなサイズを渡すか、auto でモデルのデフォルト値に戻します。設定はユーザー設定に保存されます。

/autocompact 500k
  • Web 版: 引数を付けて実行することをおすすめします。環境変数 CLAUDE_CODE_AUTO_COMPACT_WINDOW が設定されている場合は環境変数が優先されます。

/clear [名前]

コンテキストが空の新しい会話を始めます。

関係のない新しいタスクに切り替えるときに使います。空きを作って現在のタスクを続けたいだけなら /compact を使ってください。

/clear

Web 版では使えません · 別名:/reset /new

  • Web 版: Web 版では使えません。サイドバーから新しいセッションを作成してください。

モデルとモード

/model /effort /fast /plan /advisor /goal /output-style

/model <モデル>

モデルを切り替えます。

モデルのエイリアス(opus、sonnet、haiku など)または完全なモデル ID を指定します。

/model sonnet

Web 版では引数が必要 · デスクトップ版では引数が必要

  • Web 版: Web 版ではモデル名を直接指定する必要があります。選択画面は表示されません。

/effort <low|medium|high|xhigh|max|auto>

推論の強度を調整します。status で現在の値を確認し、ultracode on/off で ultracode を切り替えます。

複雑な問題では上げ、簡単な変更では下げて速度を優先します。max は現在のセッションでのみ有効です。

/effort high

Web 版では引数が必要 · デスクトップ版では引数が必要

  • Web 版: Web 版ではレベルを直接指定する必要があります。スライダーは表示されません。

/fast [on|off]

高速モードをオン/オフし、出力を速くします。

アカウントで高速モードが有効になっている必要があります。

/fast on
  • Web 版: Web 版で使えます。セッション環境の Claude Code が 2.1.271 以上である必要があります。

/plan [タスクの説明]

プランモードに入ります。まず分析して方針を示し、確認してからコードを変更します。

大きな変更の前に使います。タスクの説明をそのまま付けると、プランモードに入ってすぐに開始します。

/plan ログイン認証フローをリファクタリングする

/advisor [モデル|off]

アドバイザーツールをオン/オフします。重要な場面で 2 つ目のモデルに意見を求めます。

引数には fable、opus、sonnet または完全なモデル ID を指定でき、off でオフにします。

/advisor opus

Web 版では引数が必要 · デスクトップ版では引数が必要

  • Web 版: 対話型ターミナルがない場合は引数を直接指定する必要があります。引数なしでは現在のアドバイザーを表示するだけです。

/goal [完了条件|clear]

目標を設定します。Claude は条件が満たされるまで複数ターンにわたって作業を続けます。

「テストがすべて通るまで直し続ける」のように完了条件が明確なタスクに向いています。clear で途中で取り消し、引数なしで現在の目標を確認できます。

/goal すべての単体テストが通り、lint エラーがない

/output-style [スタイル]

出力スタイルを一覧表示または切り替えます。

引数なしで利用可能なスタイルを一覧表示します。Claude Code 2.1.269 以上が必要です。

/output-style concise

レビューと検証

/code-review /security-review /simplify /verify /run

/code-review [強度] [--fix] [--comment] [PR番号|ブランチ|パス]

現在の変更(または指定した PR、ブランチ、パス)に含まれる正確性のバグをレビューします。

強度は low~max から選べます。--fix で修正をそのまま適用し、--comment で結果を PR に投稿します。ultra ではクラウドでマルチエージェントの詳細レビューを実行します。

/code-review high --fix

別名:/review /ultrareview · 組み込みスキル

/security-review

デフォルトブランチに対する現在のブランチの変更にセキュリティ脆弱性(インジェクション、認証、データ漏えいなど)がないか確認します。

マージ前に使います。リポジトリに origin リモートが必要です。

/security-review

/simplify [対象]

変更内の再利用、簡素化、効率、抽象度の問題を確認し、直接修正します(バグは探しません)。

機能を書き終えてコミットする前のコード整理に使います。パスや PR を指定できます。バグを探すには /code-review を使ってください。

/simplify src/

組み込みスキル

/verify

テストや型チェックだけでなく、アプリを実際にビルドして実行し、変更が効いていることを確認します。

画面や実行時の挙動を変更し、実際の動作を確認する必要があるときに使います。

/verify

組み込みスキル

/run

プロジェクトのアプリを起動・操作し、変更の実際の効果を確認します。

ページやサービスが動いている様子を見たいときや、スクリーンショットを撮りたいときに使います。

/run

組み込みスキル

タスクと自動化

/loop /batch /subtask /schedule /tasks /deep-research

/loop [間隔] [プロンプト]

セッションが続いている間、一定間隔でプロンプトを繰り返し実行します。間隔を省略すると Claude が自分でペースを決めます。

デプロイの監視、CI のポーリング、定期的な状態確認に使います。

/loop 5m デプロイが完了したか確認する

別名:/proactive · 組み込みスキル

/batch <指示>

大規模な並列変更を行います。5~30 個の独立した単位に分割し、それぞれをバックグラウンドのサブエージェントが独立した worktree で処理します。

リポジトリ全体にわたる移行や一括リファクタリングに使います。まず計画を示し、確認を待ちます。

/batch src/ を JavaScript から TypeScript に移行する

組み込みスキル

/subtask <タスク>

会話全体を引き継いだバックグラウンドのサブエージェントを派遣して脇道のタスクを処理させ、完了すると結果が現在の会話に戻ります。

メインの作業を進めながら、サブエージェントに調査や別件の対応を任せます。

/subtask CI で統合テストがときどき失敗する原因を調査する

/schedule [説明]

クラウドで実行するスケジュールタスク(Routines)を作成、変更、一覧表示、実行します。

毎日・毎週決まって実行したいチェックやレポートに使います。Claude が会話形式で設定を案内します。

/schedule 平日の毎朝 9 時に未マージの PR をまとめる

別名:/routines

/tasks

現在のセッションのバックグラウンドタスク(完了したサブエージェントを含む)を表示・管理します。

バックグラウンドでまだどのコマンドやサブエージェントが動いているかを知りたいときに使います。

/tasks

別名:/bashes

/deep-research <質問>

Web を並列に検索して情報源を照合し、引用付きの調査レポートを出力します。

複数の情報源にまたがる調査や方式の比較が必要なときに使います。バックグラウンドで実行されます。

/deep-research 主要なフロントエンドビルドツールのコールドスタート速度を比較する

プロジェクトと設定

/init /update-config /fewer-permission-prompts /doctor /debug /reload-skills /mcp /config

/init

プロジェクトを分析し、最初の CLAUDE.md プロジェクトガイドを生成します。

リポジトリで初めて Claude Code を使うときに実行し、その後必要に応じて充実させます。

/init

/update-config [要望]

設定の変更内容(あるコマンドの許可、環境変数の設定、hook の追加など)を自然言語で伝えると、Claude が settings.json を修正します。

テーマやモデルなどのオプションは /config または /model を使ってください。

/update-config npm test の実行時に確認を求めないようにする

組み込みスキル

/fewer-permission-prompts

履歴によく出てくる読み取り専用コマンドを洗い出し、プロジェクトの .claude/settings.json の許可リストに追加します。

権限の確認が頻繁に表示されすぎるときに使います。

/fewer-permission-prompts

組み込みスキル

/doctor [prompt-audit [パス]]

インストール、設定、拡張機能、CLAUDE.md の問題を診断し、確認後に Claude が修正します。

サブコマンド prompt-audit では、代わりに指示ファイルの書き方をレビューします。

/doctor

別名:/checkup · 組み込みスキル

/debug [問題の説明]

現在のセッションでデバッグログを有効にし、ログを読んで問題を調査します。

Claude Code 自体の挙動がおかしいときに使います。ログはこのコマンドを実行した時点から記録されます。

/debug MCP サーバーへの接続が失敗し続ける

組み込みスキル

/reload-skills

スキルとコマンドのディレクトリを再スキャンし、セッション中に追加・変更したスキルをすぐに使えるようにします。

リポジトリに .claude/skills や .claude/commands を新しく書いた後に使います。

/reload-skills

/config

Claude Code の設定を開きます。

クラウドセッションの設定は、環境変数を使うか、リポジトリにコミットした .claude/settings.json で行ってください。

/config

別名:/settings

  • Web 版: Web 版では claude.ai の Claude Code 設定ページが開きます。後ろに付けた key=value は無視されます。
  • デスクトップ版: デスクトップアプリでは設定ページが開きます。

セッション

/rename /color /usage /teleport /export /help

/rename <名前>

現在のセッションの名前を変更します。

セッション一覧で見つけやすくなります。

/rename 注文同期の修正

Web 版では引数が必要 · デスクトップ版では引数が必要

  • Web 版: Web 版では新しい名前を直接指定する必要があります。

/color <色|default>

現在のセッションのプロンプトバーの色を設定します。

red、blue、green、yellow、purple、orange、pink、cyan から選べ、default でデフォルトに戻します。

/color purple

Web 版では引数が必要 · デスクトップ版では引数が必要

  • Web 版: Web 版では色を直接指定する必要があります。

/usage

このセッションのコスト、プランの使用量、アクティビティの統計を表示します。

使用量の上限まであとどれくらいかを知りたいときに使います。

/usage

別名:/cost /stats

/teleport

claude --teleport <セッションID> コマンドを表示します。これを使うとローカルのターミナルでこのクラウドセッションを引き継げます。

クラウドセッションをローカルに移して続けたいときに使います。リポジトリのローカルチェックアウトでそのコマンドを実行してください。

/teleport

別名:/tp

  • Web 版: Web 版で使えます。セッション環境の Claude Code が 2.1.223 以上である必要があります。

/export [ファイル名]

現在の会話をプレーンテキストとしてエクスポートします。ファイル名を指定するとそのファイルに直接書き込みます。

記録を残したいときや引き継ぎのときに使います。

/export notes/session.txt
  • Web 版: ファイル名を指定して、セッションの作業ディレクトリにエクスポートすることをおすすめします。

/help

ヘルプと利用可能なコマンドを表示します。

現在の環境で実際にどのコマンドが使えるかを確認したいときに使います。

/help

組み込みスキル

/claude-api /dataviz /design /slides

/claude-api [サブコマンド]

Claude API と Managed Agents のリファレンス(モデル、SDK の使い方、キャッシュなど)を読み込みます。

Claude を呼び出すアプリを開発するときに使います。サブコマンドには migrate(モデルバージョンの移行)、cost-optimize、build-eval などがあります。

/claude-api migrate

組み込みスキル

/dataviz [要望]

グラフとダッシュボードのデザインガイドです。グラフの形式を選び、役割に応じて配色し、色覚多様性への配慮とコントラストを検証します。

Claude にグラフやデータダッシュボードを作らせる前に使います。

/dataviz 月ごとの注文数を示す折れ線グラフ

組み込みスキル

/design [要望]

画面のラフ、ページフロー、ポスターを編集可能な Claude Design のキャンバスとして描きます。

セッションが Artifacts に対応し、アカウントで Design テンプレートが有効になっている必要があります。

/design モバイルバンキングアプリの設定画面

組み込みスキル

/slides [要望]

簡単な説明から Claude Slides のプレゼンテーションを生成します。

セッションが Artifacts に対応し、アカウントで Slides テンプレートが有効になっている必要があります。

/slides プラットフォームチームの四半期振り返り

組み込みスキル